ブラック人間に対する処世術

ブラック人間の定義=ある一定の条件下で、その人から受ける影響の合計がマイナスである人。例)無駄な仕事を強要してくる会社の上司など。世の中にはそんなブラック人間たちがのさばっている。彼らは日々、理不尽極まりないエゴイズムを振りかざし、あなたの邪魔をすることを生業としている。しかも、常識や正論は通用しない。このブログでは、そんな彼らの呪縛を断ち切るために、世界の時間管理術や心理学、ストレスマネジメントなどの研究を通じて武器をつくり、自力でダークサイドから脱却するための戦略と戦術を共有する。

ブラック上司マトリクス

孫子曰く

「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず。

彼を知らずして己を知るは一勝一負す。

彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし。」

 

つまり、

敵を知り、味方のことを把握していれば100回戦っても負けることはない。

敵を知らず、味方だけを知っている場合は勝つことも負けることもある。

敵も味方も知らないと戦う毎に全滅する。

 

とおっしゃられている。

 

この言葉は、これからブラック上司と戦っていく我々にとっては金言である。

 

なぜなら、我々にとっては敵も味方もはっきりしているからだ。

 

例えばこれが、無人島で繰り広げられるバトルロワイヤルであれば、

普段は敵の姿が見えず、勝つことは困難極まりないものになる。

 

しかしもし、普段から敵の姿を見ることがきるのならば、それは勝つ条件を整えるのに絶好の環境だということが出来るのではないだろうか。

 

だから、ブラック上司の配下で苦しんでいる人たちは、

まず環境が悪いという認識を改めて頂きたい。

 

むしろ、今の環境は「最高」なのだ。

 

悪いのは、戦略と戦術なのである。

 


また、孫子曰く

「百戦百勝は善の善なる者に非(あら)ず。

戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。」

 

 

つまり、100戦して100勝してもそれは最上のやり方ではない。

無駄な消耗戦をせず、相手を屈服させることこそが最上なのだ

 

 

彼らと真っ向から対立してもろくなことはない。

特に、今の会社組織でもうしばらくやっていきたい人や、次のあてがない人はやめといた方がいいだろう。

冷静に捌いていくしかないのだ。

 

 

というわけで、ブラック上司と戦うためには、まず彼らの実態を知る必要があるだろう。

己を知る部分に関しては別の記事で論じるとして、以下では大まかな敵の分析を記す。

 

以下、彼らを大別するマトリクスを作製したので参考にしもらいたい。

名付けて「ブラック上司マトリクス」だ。

 

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いわゆる「ブラック上司」といっても、その生態は様々である。

上記は僕の8年間の奴隷経験を元に独自に分類した 。

 

今後の記事では、ブラック上司に対して戦う武器を共有していくが、

闇雲に武器を使うだけでは勝てない。

 

まず相手によって武器を使い分ける必要がある。

 

また、どの武器が自分に合っているかを確かめていく必要もある。

 

 

思い出してほしい。

 

 

幼い頃に夢中になった「マリオカート」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」を。

別に「モンスターハンター」だっていい。

 

それぞれの友人に得意とするキャラクターやアイテムがあったはずだ。

 

そして、相手がカーヴィならネスを。

ドンキーコングならフォックスを。

 

といった具合に、皆さんも敵に合わせてキャラや戦い方を変えていたのではないだろうか。

 

また、ハンマーを最強の武器として使いこなす人もいれば、ハンマーを持ったまま奈落の底に落ちていく奴もいる。

 

バナナの皮で相手の邪魔をする人もいれば、自分の置いたバナナの皮で自らすべって転ぶ奴もいただろう。

 

同じ武器でも使い方次第でいくらでも結果が変わることは子供の頃からわかっていたはずだ。

 

大人になって、会社に勤めているとそういったことを忘れてしまう。

自由であるはずの精神が支配され、麻痺してしまうのだ。

 

敵を知り、己を知り、武器を知り、戦い方を知り、少しずつその呪縛を断ち切っていくしかない。

 

 

孫子曰く「算多きは勝つ。」

 

多くの武器、戦略、戦術を知る程よい。

知れば知るほど選択肢が増え、余裕が出てくる。

 


また孫子曰く「兵は詭道なり。」

戦とは騙しあいである、ということ。

 

今のあなたの表面上のキャラクターを変える必要もない。

 

敵を知り、戦い方を変えるのだ。

 

まず、今回の前提を踏まえた上で、自分に合った戦い方を見つけて頂ければ幸いだ。